Saxolog

サックスを吹いたり教えたり。

気づかせてもらったこと

 

最近、新しく小学校の部活動の指導を始めた。

器楽部の指導へ週に1回行っている。

 

主任・副主任・補助といった役職分けがされており、今の学校では私の役割は補助。

主任の先生の指導の手助けや、生徒の安全確認などが主な仕事。

本格的に自分が指導内容を考えてやるわけではないけど、初めての小学生の指導。

今まで中高生しか教えたことのない私にはたくさんの気づきがあった。

 

その中の1つが、小学生はとても意欲的だということ。

みんな「好きだから」というのが大前提で部活に来ている。

上手くなりたい、褒められたい、とかよりも好きが1番先に来ているように感じた。

ああ、これって意外と忘れがちなことだったりするかもしれないと思った。

 

あと、小学生の能力は半端ないということ。

伸び代以外の何者でもないと思った。笑

教えられたことはすぐに吸収して成長していく。

できるようになったことが嬉しくて次のことにもどんどん挑戦していく。

 

小学生の姿を見ていると、自分の普段の“教える“というやり方についても考えさせられた。

まずは本人が音楽を楽しむところからだなと。

その先を目指すことでさらに見える世界が広がることは間違いないけど、まずはそこだよなぁ、って、当たり前のことに再度気づく。

きっと演奏する機会がなくなってしまってモチベーションがうまく保てなかったのは生徒だけではなく、自分もだったんだと思う。

 

小学生はもともと発表の場が頻繁にあるわけでもないのにあれだけ音楽を楽しんでるもんなぁ。

自分も今一度、初心を思い出して取り組んでみよう。

小学生と同じように音楽と向き合ってみることもいいのかもしれない。

 

2021.6.7 pm 9:00

sayuri sugahara🎷